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越中国四郡絵図

越中国四郡絵図について

江戸時代前期の正保年間から万治年間(1644年から1660年)頃の作と考えられる絵図で、越中国全体を描いた絵図では、現存する最古のものです。

越中国全体を2枚に分けて描かれており、海岸部を中心に現在の朝日町から氷見市・小矢部市周辺までを描いたものと、砺波市周辺から五箇山の山間部一帯を描いたものに分かれています。

市内の旧家から発見され、その後に石動町に委譲されたもので、昭和44年に小矢部市指定文化財に指定されています。

絵図には越中四郡(砺波郡、中郡(射水郡の別称)、婦負郡、新川郡)内の町村名(1,384ヶ村)、草高(くさだか:米、麦、豆等の総収穫量:592,415石6斗)、街道(かいどう:道路)や一里塚(いちりづか:主な町までの距離を示したもの)、川の幅や深さ、海路、主な寺社が細かに描かれていて、かつての集落規模や交通路等について知るための貴重な資料となっています。

この絵図の原本は現在、小矢部ふるさと歴史館(小矢部市埴生)の収蔵庫で保管しています。

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