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加茂家の古文書

加賀藩鳥見役を務めた加茂家の古文書

加茂家の古文書の写真

加茂家は800年前、山城国加茂の里から蟹谷郷へ移住、その後清水野の鴨島に転じて開墾に従事、さらに戦国の末、水島に移り定住した旧家である。

天正年間に飛騨高山城主金森出雲守に仕えた金森喜左衛門が入り婿してからその家柄と鳥見の特技を認められた。寛永13年(1636年)から加賀藩鳥見役を勤め、代々庄左衛門を名乗った。

古文書には寛永・万治頃から明治時代までの様々な記録が残されている。鷹狩りの様子や「トキ」がこの地方にいたことなども記されている貴重な資料である。

総点数49点。昭和40年小矢部市文化財指定。

平成元年より「ふるさとづくり読書講座」にて解読がすすめられ、下記の4冊が発行されている。小矢部市民図書館所蔵。

  • 『加茂家鳥見役留帳』安永四年八月より御留帳抄
    小矢部市ふるさとづくり読書講座・編 1992年 小矢部市立石動図書館発行
  • 『加茂家萬覚書帳』天保十二年より
    小矢部市ふるさとづくり読書講座・編 1997年 小矢部市立石動図書館発行
  • 『加茂家御鳥見由緒・御用留帳』
    小矢部市ふるさとづくり読書講座古文書教室・編 2007年 小矢部市民図書館発行
  • 『加茂家御鳥見役御用留帳』
    小矢部市ふるさとづくり読書講座古文書教室・編 2011年 小矢部市民図書館発行